一般歯科とは、簡単にご説明しますと、小児歯科・矯正歯科・口腔外科以外の虫歯治療や歯周病の治療など、通常皆様が歯科医院に通院した際に受ける治療の大半を一般歯科と考えていただいて良いと思いますが、ここでは「虫歯治療」と「親知らず・抜歯」についてご案内いたします。
当院では、初めて来院された方に安心して治療をしていただくために、問診時にカウンセリングを行い、各患者様の歯の健康状態や治療方針を十分理解していただいた上で「痛みの少ない治療」を心がけています。
抜歯した部位に親知らずを移植
ホワイトニングとジルコニアオールセラミッククラウン4本
前歯6本をジルコニアオールセラミッククラウンにて修復
前歯4本をジルコニアオールセラミッククラウンにて修復
前歯5本をジルコニアオールセラミッククラウンにて修復
ホワイトニングとジルコニアオールセラミッククラウン4本
虫歯の原因は虫歯菌です。虫歯を作る細菌が、甘いものを原料にして、酸を作り、歯を溶かして穴を開けたものです。通常虫歯になった部分は、大きく削り取って被せ物をする、という治療が一般的です。また、神経にまで達してしまった虫歯や神経の近くまで進行している虫歯は、神経を抜いてしまう、という治療があります。
虫歯の進行状況によって、C0~C4の5段階に分け、進行状況を判断します。
虫歯の進行について
進行段階 | 図 解 | 症 状 |
---|---|---|
初期の虫歯 【C0】 |
虫歯になる前兆です。 この段階で充分に手入れをすれば虫歯に進行せずにすみます。 |
|
エナメル質の虫歯 【C1】 |
表面のエナメル質が溶けはじめた、浅い虫歯です。 | |
象牙質の虫歯 【C2】 |
虫歯が進行し、穴が象牙質まで達しています。冷たい物などがしみるようになります。 | |
神経の虫歯 【C3】 |
虫歯が歯髄まで達していて、大きな穴があいています。ズキズキ痛むようになります。 | |
末期の虫歯 【C4】 |
歯冠部がほとんどなくなり、根だけが残っている状態です |
「毎日歯を磨いていたのに虫歯になってしまった」などのハナシはよく聞きますが、歯を磨くだけでは虫歯予防は難しいのです。
大事なのは、「虫歯の原因を除去すること」と「虫歯の進行を止めること」の2つ。
当院では、意外と知られていない虫歯予防の方法をお教えすることで、皆様の歯の健康に携わっています。
親知らずを思春期後半から20歳以降に生えてくる「親知らず(智歯)」。
親知らず(智歯)と聞くと、「口腔内に不都合や疾患を起こす歯」と連想される方が多いのではないでしょうか。
親知らず(智歯)は横向きで生えてきて歯茎や顎の骨を圧迫して痛みを与えたり、そうでなくとも非常に磨きにくく虫歯や歯肉炎を誘発したりもすることが多いからです。
そのため、親知らず(智歯)が生えてくると抜歯などの対処をすることが多いのですが、歯そのものや神経は健康であることが多いため、その治療は患者様の負担が大きくなるのです。
当院では、安易に抜歯をご提案せずに患者様の不安が少しでもなくなるようカウンセリングを行って治療を進めていきます。
抜歯したほうが良い場合
- 手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手に出来ない場合
- 中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合
- 横向きに生えてきている場合
- 骨の中に完全に埋まっているが、レントゲン写真上問題がある場合
- 歯並びを悪くする恐れがある場合